カツ丼を視線で殺せる
こんにちは、ほたてと申す者です。
ゴールデンウィーク真っ只中ですね。
世間の皆さんは旅行やちょっとした遠出をするなどして楽しんでいらっしゃるのでしょうか。
わたしも大学がお休みなので実家に帰省をしています。そんな連休中にひとつ、ある決意をしました。
それは痩せるということです。
2月から3月にかけてほぼ毎日のようにバイトに勤しみ、食べるものといえばフルーツグラノーラと牛乳だけ。そんな生活を続けているうちにいつの間にか4kgほど体重が落ちていました。
しめしめと思ったわたしはそのまま3月の後半から4月にかけては怠惰に怠惰を重ね、肉と油ものと炭水化物を貪り、カロリーとの感動の再会を果たした結果、3kgがわたしの血と肉となり帰ってきました。
わたしの体型はお世辞にも細いとは言えません。母譲りの骨太に長年しっかり熟成させた脂肪が纏わりついています。幼き頃からがっしりとした体型でして、身長と体重(というより脂肪)の比率を悪い意味でそのままに成長し、逆に一度でも細かった時があったか?と思うくらいには太めなわたしが通常運転でした。
自惚れなしに言いますが、ぽっちゃりとまではいきません。太りやすいというより痩せにくい体質なのです。小さい頃から蓄えてきた肉と脂肪を消化することができずにそのままにしてきた結果、世間でそれぞれ需要があるほっそりとぽっちゃりというどちらのジャンルにもカテゴラリズされることのない、中途半端な体型を維持してしまっているのが現状です。
でもまあ別に本気になれば痩せれるし。
そんな風に考えている時期がわたしにもありました。
その頃のわたしに声を大にして言いたい。
思い上がるなこのデブ!!!
先人が言いました。太るのは簡単だが痩せるのは至難の技であると。その通りです。
わたしはそろそろ現実に目を向け、今までほったらかしにしていた負債と向き合わねばなりません。
認めよう。わたしはデブだと。
いや、世間的にはデブまではいかないかもしれない。しかしわたしが本当に理想とする体型、美しいと思う体型とはかけ離れているという意味では紛れもなくデブである。というかもう精神がデブ。
ここまで自分を見つめなおさざるを得なくなったのにはもうひとつ理由があります。それは彼氏、彼氏が欲しいというものです。
これはそのうち時間と労力があればもう一度書きますが、わたしは最近プチ失恋をいたしました。別にまだ好きとまでは確定してなかったけれど恋愛対象には入っていた男の子。彼をご飯に誘いなかなか乗り気なオーケーをもらったまではいいものの、紆余曲折ありましてLINEを未読無視されその約束を反故にされてしまいました。
最初こそ、彼に対して漠然とした失望と怒りに苛まれ、次に偶然会った時にあまりにも自然にいつも通りに挨拶してきやがったそいつに「は?クソが」と暴言を吐き捨てるという奇行に走ったわたしですが、よくよく考えたらものすごい自己嫌悪に陥りました。
そもそもこんな女に好かれて彼が嬉しいと思うだろうか?
答えは否です。
男はみんな女に好かれて嬉しいものだという自惚があったのではないか?別に好きじゃなかったけど。
人見知りな彼がわたしとは積極的に話してくれることに余裕を感じていたのではないか?別に好きじゃなかったけど。
わたしは彼の恋愛対象に入っていないと口では言いながら、内心ワンチャンあると高を括っていたのではないか?別に好きじゃなかったけど!!!
そんな甘えた考えを打ち砕かれ、わたしは反省しました。
彼氏欲しい欲しいと言いつつ、彼女にしたいと言ってもらえるような女になることに努めたことはきっとありませんでした。ただ漠然と、いつかわたしが好きになった人も都合よくわたしを好きになってくれると、謎の自信を持っていました。重症なシンデレラシンドローム。医者も手に負えない。
彼氏が欲しいなら、わたしは努力をしなくてはいけない。男に求められる自分でいるための努力です。
お気づきかもしれませんが、わたしはいま、わたし自身が大嫌いでなりません。
わたしが自信を持って恋愛をするために、わたしがわたしを好きになるために、痩せることを決意しました。
その決意をどうしてもどこかに表明したくて、ここで発散させてもらっています。
別にここをダイエットブログ♡などにするつもりは毛頭ありませんが、わたしが今の今まで自分磨きを怠っていたのは自分に対する圧倒的な甘え故だと思うので、戒めとして誰かに聞いてもらいたかったのです。
一昨日からキャベツとスクワットの毎日です。今日の夜ご飯で出されたカツ丼を見送るわたしの姿といったら涙なしには見れません。
とりあえず1ヶ月頑張ります。
やるぞ!!!!目指せ40キロ台!!!痩せるぞ!!!みてろよ遠山くん!!!別に好きじゃなかったけど!!!!